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終戦記念日に思う事

2023年8月15日。日本が戦争に敗れて78年が経ちました。

正直言うと、恥ずかしながら私は今まで戦争に関して無関心でした。日本が昔戦争をしていた事も今も世界で戦争や内戦が終わらない事も、なんとなく知ってたしよくない事だという認識はありつつも、どこか他人事のような認識でした。

でも、子供が産まれてから意識が変わりました。ロシアとウクライナが戦争を始めたのをキッカケに、日本は昔なぜ戦争をしたのか、どのような戦いをしていたのか、それによる犠牲や被害はどれほどのものだったのか…急に気になってきたのです。ネットやYouTube、図書館で書籍を読み漁ったりして、私なりに調べて勉強しました。

そしたら…あまりにヘビー過ぎて気分がズーンと重くなりましたし、原爆や空襲の犠牲者の多くは子供だったと知ると悲しくて涙が出ました。多くの日本兵が祖国の為にこんなに必死になって戦い散っていった事。空襲や原爆で多くの民間人が犠牲になっている事。戦争が終わって78年も経った今でも精神的にも肉体的にも苦しんでいる人が大勢いる事。旧日本軍がアジア諸国アメリカ軍に行った残虐行為。具体的に知ると生々しくてショックでしたし、今までそれらに無関心で無知だった自分が恥ずかしくなりました。

日本は今は憲法9条があるから戦争なんて関係ないとか、そんな事は決してない。今も世界中で戦争が続いているし日本だっていつまで平和で居られるか分からない。戦争に無関心な人は居るかもしれないけど、無関係な人は居ない。当事者意識を持つ事が大切だと…今はそう思ってます。

一般市民の私個人ができる事なんて本当に微力かもしれない。でも決して無力ではないはず。そう信じて私に出来る範囲の事をこれからも継続してやろうと思います。日本だけでなく世界中の子どもたちが、未来永劫、幸せでありますように。

 

少し前ですが、靖国神社に参拝しました。遊就館に戦争に関する詳しい資料や展示があると聞き、知りたくなったのです。これが想像の3倍くらいの密度と生々しさで、戦時中の日本にタイムスリップしたかのような錯覚をおこす程でした。特攻する直前の兵士の音声や手書きの手紙や実際に使用された特攻機や兵器などの展示が、ズラーーーっとたくさんあって圧巻でした。当時の人の心境を想像すると胸が苦しくなりました…。本当に戦争はいけない。そして、日本の為に懸命に戦ってくれた英霊たちや犠牲になった民間人どうか、どうか…安らかに眠ってください。来世は幸せでありますように。

特に日本人として決して忘れてならないのは広島と長崎に投下された原爆。東京大空襲。沖縄での地上戦。遠いけれど、それらの資料館はいつか必ず行きたいと思います。